2010/12/12

よろよろおばさん

道で出くわすおばさん。

自転車に乗ったおばさんが、歩く僕の正面にぶつかりそうになる。

ギリギリまで右に左に、それともこのまま正面に居るか

判断を迫られる。

おばさんも僕にぶつからないようにハンドルをどちらに切るか考えているようだ。

焦って自転車のバランスが崩れそうだ。

前後のかごには夕飯の食材がパンパンに詰まってる自転車は重そう。


結局、ブレーキをかけ。

一旦、自転車を降りようとする。

降りたはいいが、少し傾いた重い自転車を支えきれない。

次の瞬間にガシャーンと転倒。

「お怪我はないですか?」

「大丈夫、大丈夫。ゴメンなさいね。」







足腰の筋力が衰弱

ルーティーンの生活の中での判断力の衰退

なにより「コア=体幹」の弱さ


男性と女性とでは男性の方が体幹が強い気がします。

男性は力を入れて思いっきり蹴る、飛ぶ、打つ行為を遊びやスポーツを通して

小さなころから経験している場合がおおいです。

より強く、より高く、よりと遠くへ

と思うと、体にパワーのためをを作ってそれを一気に発散するイメージ。

どれだけパワーをためられるか、ちょうど下っ腹、股間の少し上あたり

体のコアと呼ばれるところが強いことが1つ重要なことだと思います。


僕の経験では強い弾道のシュートを打ったり、ゴルフのボールを遠くへ飛ばしたり

テニスで強いサーブを打つのもコアを意識してみるだけで全然違うと思います。

力を伝える動作は、なにも強いエネルギーが必要なときばかりではありません。

書道や料理の繊細な盛りつけなど、高い集中力を必要とする動きの中でもとても

重要だと思うのです。

息をこらす、呼吸で描く、などと聞きますが

呼吸とコアは連動しているし、むしろ一体のものだと思います。

人の生理的な活動としての呼吸ではなく、体にぐっと力をためる呼吸。

集中力を高める呼吸。呼吸とともに体の芯が引き締まるイメージです。


書道のトメやハネ、和食の盛りつけ、日本画の決めの一筆、

モノゴトを美しく決める、仕上げるために高い集中力を呼び起こす

必要があると思います。


僕はアートを仕事にしているので、

美しい芸術作品に触れるたびに

背筋が伸びるような緊張を感じ、

またそうした緊張感を内包した作品に惹き付けられます。

僕は、スポーツ選手はもちろんですが

文化人たちもしなやかでたくまいしコア=体幹を

持ち合わせているのではないかと考えております。

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