2009/11/10

「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展 @ 21_21






六本木ミッドタウン21_21で開催中の「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展に行く


プロダクトデザイナーの深澤直人さんが手掛けてきたプロダクト作品のその容姿が

カメラマンの藤井保さんの写真の光と影の演出により美しい輪郭となって浮かび上がる。


美学生時代、デッサンの授業で対象物を線で囲うなとよく怒られた。

自然界に見える線はモノとモノの境界に過ぎないので

色の対比や質感の対比、

量感の対比を感じながら観察を繰り返すよう言われた。


白い卵を描こうと光と影を追う

目に見える世界に忠実に描いても卵にならない

目に映る輪郭を疑わざる得ない

不思議な感覚


見えそうで見えないモノの形を僕らは追いかける

2009/11/05

心に染みる歌 ”Tom Traubert's Blues”

テレビをつけるとドラマ”不毛地帯”のエンディングが

心に染みる歌声

YouTubeで探したら

Tom Waitsの”Tom Traubert's Blues”

顔と声のギャップがアンバランスで

不思議な気分。




街角はイルミネーションが灯りだして

ロマンチックな季節に



美しの和紙 @ サントリー美術館





仕事の合間で1日休みが取れたので

朝から方々の展覧会やイベントをはしご


前々から気になっていた"美しの和紙"の展示

和モノが気になる

DMやカタログのデザインに

何か遊び心を入れたくて

紙の素材感、畳み方、開き方

そこに、”遊び”や”礼””おもてなし”を表現したいと思う


イサム・ノグチの光の彫刻のシリーズの

「2mのあかり」が印象的だった

見慣れた和の照明も2mとスケールが変わると

もの凄くシンボライズされる

美しく暖かい光にほっとする




折り紙の展示も可愛らしくてユニーク

手紙やカードにそっと添えたら喜んでもらそう

こんなものまで作れるのかと驚く

逆に作れないものが無いのではないかと思うほど


和紙に祈りを籠めて神仏に捧げる造形としての

歴史を観ると日本人独自の造形感覚を感じる

2009/11/02

御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」@国立博物館

先月から始まった展覧会

この企画は1期と2期に分かれて展示

1期は江戸時代から明治時代までの絵画と工芸品を中心に構成


狩野永徳の唐獅子図屏風


横山大観の朝陽霊峰に圧倒される

朝日で染まった富士を金色で描かれ

森林は淡く朝靄に揺らぐ


一同に会した

伊藤若冲の動植綵絵三十幅の

信じられない超人的な細密の描写


あまりに作品のエネルギーが強く

1時間程で会場を後にする

原点

アートやデザインの仕事

なにより自分の好きなことをやっていられる環境

なにより両親に感謝


そして

僕がもっとも人生で影響を受け

マイペースに

日々楽しんでいるのは

高橋淑人先生の影響。


4年ぶりの個展の案内状が来ていたので

最終日に伺うも

先生にお会い出来ず残念。


一つ一つ、作品と対峙

けど、作品がどうこうは関係なくて

先生のアトリエで出会った人、音楽、写真、アート

そして色、空気に

ふっと身が包まれる





高橋淑人:ホームページ